天地は「仁」*1という価値観さえ持ってなくて、万物を使い捨てのように扱います。ずいぶんな話に思えますが、万物の起源は「道」が作る波のようなものなので、現れては消え、生まれては死ぬことの繰り返しで成り立ってます。死より生の方が価値があるとかそういう次元の話じゃないんです。同じように聖人さんも「仁」という価値観を持ってません。人々を非情に扱います。
天と地の間はふいごにも例えられます。空っぽでありながら尽きることがありません。パフパフと動いて万物を生み出します。
言葉に頼りすぎると行き詰ります。空っぽにしておくのが吉ですよ。