2006-03-10 ショボンヌ老子:第7章(韜光) 老子 天地ができてずいぶんになります。長生きですね。どうしてこんなに長く久しく在り続けることができるのかと言うと、生きよう、生きようと頑張らないからなんです。 なので、聖人さんは「お先にどうぞ」の態度でいるので返って人々を先導するような立場になりますし、「いえいえ、自分は結構ですから」の態度でいるので返って人々の中心的存在になったりするんです。 「私が!ワシが!」という態度を捨てることが大切じゃないでしょうか。そうすれば自然と本当の意味での「私」が成り立つもんですよ。第6章へ|第8章へ