(´・ω・`)ショボンヌの独白

ショボンヌ党員No.10 の独白

憂歌団

ブルース、通の方はブルーズって発音したりしますね。この音楽はまさに(´・ω・`)ショボンヌです。コットンフィールドで辛い労働を強いられていた黒人さんの嘆きから生まれた音楽と聞きます。後にシカゴに渡って商業化され、明るく楽しいブルースが主流になっていきますが、根底にはいつも(´・ω・`)ショボンヌが流れています。だって歌詞といえば「朝起きたら〜彼女がいなくなってたよ〜♪」とか「ショットガンでおいらの脳みそディスコネクトするぜ〜♪」とか、そんなんばっかですもん。
日本のブルースといえばやはり憂歌団内田勘太郎さんの泥臭いギターに木村秀勝(木村充揮)さんの「天使のだみ声」とうたわれたボーカルが重なり、私の中では日本一のブルースバンドでした。
特にこのアルバムに収められた1970〜80年代頃の曲は、今で言う「負け組」たちが嘆いたり悲しんだり、あるいは開き直って叫ぶような迫力に満ちたものばかり。憂歌団を知らないという方は、とりあえずこのベストをどうぞ。

憂歌団ベスト~トリオ・イヤーズ・グレーテスト・ヒッツ

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