(´・ω・`)ショボンヌの独白

ショボンヌ党員No.10 の独白

ショボンヌ老子:第57章(淳風)

国を治めるには正攻法を使い、軍を率いるには奇策を使い、天下を取るには事を行わないのがいいんです。私が何をもってそれを知ったかは次の通りです。
世の中がキビシく規制されて禁止事項が多くなると、民衆は貧しくなっていきます。民衆が文明の利器を乱用すると、国が暗くなっていきます。人がテクニックに走ると、いろいろとミョーなものが出てきます。法を詳細にすればするほど悪事がはびこります。
なので聖人さんはこう言うんです。「私が何も特別なことをしない*1ので、民衆も自ずと私のように変化します。私が静を好むので、民衆も自ずとタダシクなります。私が事を行わないので、民衆も自ずと豊かになります。私が無欲なので、民衆も自ずから素朴になります。」
(蛇足)
みんなが無欲で無為で素朴なら、自然にええ感じの世の中になるはずなんですよね。でもそんな人は利用されてズタボロになるのが現実の悲しさ。狂った世の中でズタボロになりながらも「道」をつらぬいて、せめて一人でも同志が増えるのを望みながら生きるしかありませぬ。一人でも増えれば一歩でもええ感じの世の中に近づくはずです。
そんなわけで、(´・ω・`)ショボンヌ党に清き一票を!

*1:無為でいる