(´・ω・`)ショボンヌの独白

ショボンヌ党員No.10 の独白

ショボンヌ老子:第64章(守微)

物事の安定しているうちは維持しやすく、悪い兆候のないうちは対処しやすいもんです。悪いことがまだはっきりしないうちは対処しやすく、まだ大事になってないうちは打破しやすいもんです。コトなきうちに対応し、乱れないうちに治めるわけです。
リッパな大木もちっちゃな種から成長します。高層ビルも地面の基礎から建て始めます。千里の道も一歩から始まります。
いらんことする人は失敗し、物事に執着する人はすべてを失います。聖人さんは無為なので失敗しませんし、執着しないので失うこともありません。たいていの人はよく完成目前で失敗しちゃいます。完成間近でも初心を忘れずしっかりやってれば失敗することはないんです。
なので、聖人さんは無欲を欲し、お宝を貴いとは考えません。無学を学び、民衆がついやってしまう「やり過ぎ」を元に戻します。こんな感じで万物が自然でいられるように助け、あえて人為的なことをしないんです。
(蛇足)
前半と後半のつながりが悪いですねえ (´・ω・`)ショボンヌ
前半は元々前章の続きだったのかもしれません。
私たち人間はほんと「やり過ぎ」のように思えます。文明が発展して便利になればなるほど、生活が忙しくセコセコした感じになってきてないでしょうか。便利な文明の利器はいわゆる豊かな生活を作りますが、人としてのシヤワセという意味での豊かさとは反比例してるように思えてなりません。
欲望のままに地球を消費し尽くしたあげく、今度は火星に移住だとか言ってます。まるで他の部位に転移する癌みたいじゃないですか。そんなんでいいのか!?(`・ω・´)