(´・ω・`)ショボンヌの独白

ショボンヌ党員No.10 の独白

ショボンヌ老子:第16章(帰根)

心を空っぽにして静かにしていれば、万物が生まれ育ち、そしてまた元に戻っていくのがよく分かります。万物は植物がブワーッと茂るように繁栄しますが、またすべての根源に帰っていくものなんです。
根源に帰ることを「静」と言って、それはほんとの意味での「命」に復帰するということです。「命」に帰ることを「常」と言って、「常」を知ることを「明」と言います。
「常」を知らずにええかげんなことしてるとえらい目にあいますよ。
「常」を知ってれば寛容になり、寛容になれば公正になり、公正になれば王者のようになり、王者のようになれば天に通じ、天に通じれば「道」に通じ、「道」に通じれば永遠となり、一生涯ピンチにおちいることはないでしょう。
(蛇足)
老子といえば不老不死と結びついたイメージがありますが、この章あたりが曲解されちゃったんでしょうかねえ (´・ω・`)ショボンヌ
道教での究極の目標の一つに不老不死の薬を見つけるというのがあるそうですが、この道教がまた(人物としての)老子最高神に祭り上げちゃったのも一因でしょうか。