ｼｮﾎﾞﾝﾇ老子：第43章（遍用）
世の中で一番柔らかいものが世の中で一番固いものを支配します。（例えば水滴が岩を削るように。）形のないものはすきまのないところまで入り込みます。（例えば水が何にでもしみ込むように。）
それで私は無為が価値あるものだと知りました。不言の教えや無為の価値は天下にこれに及ぶものがありません。
（蛇足）
無為というのは何もしないでサボることではありません。いらんことするなということです。小ざかしいテクニックでうまいこと世渡りしたって、たいしたものを得られるわけでもなく、限りない欲求に終止符が打たれるわけでもなく、無理がたたって副作用に悩まされるばかりです。
今ここが恵まれた環境だとしても苛酷な環境だとしても、水のように周囲の地形に応じて無理なく自然に流れるように生きる・・・なーんてできればいいなあ(´･ω･｀)ｼｮﾎﾞﾝﾇ
