(´・ω・`)ショボンヌの独白

ショボンヌ党員No.10 の独白

ショボンヌ老子:第52章(帰元)

天下には始まりがあって、それが天下の母となっています。その母のことをよく知り、自分も含めた万物がその子どもだということを知るのが大切です。子どもであることを知り、その母を守れば、生涯安泰でいられるんです。
外界と接する感覚器官をふさぎ、心の門を閉じれば、生涯疲れることはありません。感覚器官を開いて世の中のごたごたをそのまんま受け入れてしまったら救われません。
小さな物事を見る力を「明」と言い、柔らかさを守ることを「強」と言います。その光を使って「明」に帰れば災難に襲われることもなくなります。ちなみにこれを「習常」と言います。
(蛇足)
ここだけ読むと引きこもり∩(・ω・)∩ばんじゃーいって書いてるように見えますね (´・ω・`)ショボンヌ
でも老子全体をとおして読むとそうじゃないことが分かります。世間のチリに混じって無理なく生をまっとうするのが基本。引きこもりは自殺と同様、自分にも他人にもかなりの代償を支払わせるもので、かなり無理のあるしんどいものです。
世間のチリにまみれながら生きてると、必要以上の欲望とか人間関係のごたごたとかいろいろヤなことが目に付きますが、そういうしょーもないことは華麗にスルーしましょう、というのがこの章の主旨じゃないかと思いますよ。