(´・ω・`)ショボンヌの独白

ショボンヌ党員No.10 の独白

ショボンヌ老子:第54章(修観)

ちゃんと建てられたものは引き抜けません。ちゃんと抱えたものは落ちません。そうすれば子孫はずーっと続いていつまでも先祖を敬ってくれます。
こんなふうにしっかりとこれ*1を身に修めれば、その徳はほんまもんです。これを家に修めれば、その徳はあり余るほどになります。これを郷里に修めれば、その徳は長く続きます。これを国に修めれば、その徳は豊かなものになります。これを天下に修めれば、その徳は広く行き渡ります。
なので、身の修め方で人を観察でき、家の収め方で家を観察でき、郷里の収め方で郷里を観察でき、国の収め方で国を観察でき、天下の収め方で天下を観察できるわけです。天下がどんな感じになってるかを知るには、こんな具合にやるわけです。
(蛇足)
「道」の働きは、その対象が個人レベルであろうと国家レベルであろうと同じように作用するわけですね。森羅万象あらゆるものごとは「道」の一側面なので当然そうなるといったところでしょうか。

*1:「道」