(´・ω・`)ショボンヌの独白

ショボンヌ党員No.10 の独白

ショボンヌ老子:第65章(淳徳)

昔のよく「道」を行った人は、民衆を賢くしたわけではありません。「道」でもって愚かにしたんです。民衆を治めるのが難しいのは、妙な知恵を使おうとするからです。知恵で国を治めるのは国を害することで、そうしなければシヤワセが訪れるんです。
このことを理解することもまた政治のルールってもんです。いつもこのルールを知ることを玄徳っていいます。玄徳は深遠で、すべての物事はここに返ってきます。こうして大いなる自然の摂理に行き着くんです。
(蛇足)
老子が批判されるときには、必ずと言っていいほど引用される箇所です (´・ω・`)ショボンヌ
「愚民政策かよっ」ってことですね。でもいわゆる愚民政策というと、民衆の頭悪くしておいて統治者のやりたい放題ってイメージで悪意を感じますが、これはチョト違います。何箇所か他の章にも書かれてるように、「愚」っていうのは、小賢しい知恵でもって自分が有利になるように小細工しないで素朴に自然に生きるという感じの意味です。誤解のありませんように。