パパラギ

いつものごとく図書館を物色してますと、「パパラギ」とその絵本版を見つけてしまいました。

パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集

絵本 パパラギ―はじめて文明を見た南の島の酋長ツイアビが話したこと

内容は、西洋文明に触れたサモアの酋長さんの文明批判ですね。そのあまりの的確な批判ぶりに、ほんとは当の文明人が酋長さんのふりして書いたんじゃないの？とか思っちゃいますが、んなことはどうでもいいんです。
これを始めて読んだのは学生の頃でした。世間でいろんな経験をした今読み返すと、また格別な感動があります。この文明社会に生きるてのがなんとなく辛いと感じる理由がわかります。それがわかると同時にとってもほっとします。
南の島版「老子」と言ってもいいかもです。