(´・ω・`)ショボンヌの独白

ショボンヌ党員No.10 の独白

ショボンヌ老子:第41章(同異)

ほんとに賢い人が「道」のことを聞くとこれを努めて実行します。普通の人が「道」のことを聞くと半信半疑です。バカな人が「道」のことを聞くと大言だと笑い飛ばします。ま、こーゆー人に笑われるくらいでないと、「道」とは言えないんですね。なので、こんな格言があります。
「明らかな「道」はぼや〜っとしてるように見えるもの。ほんとの前進は後退してるように見えるもの。ほんとに平らな道は起伏があるように見えるもの。ほんとの徳は俗っぽく見えるもの。真っ白なものは汚れてるように見えるもの。広い徳を持った人はバカみたいに見えるもの。しっかりした徳はたるんでるように見えるもの。素朴な真実は変わりやすいように見えるもの。巨大なものは果てしなく、大きな器はゆっくりと形成され*1、ほんとに大きな音は耳に聞こえず、巨大な像は形を捉えられない。」
「道」は隠れてて名前がありません。でもそれこそがよく力を与えて事を成すものなんです。
(蛇足)
魚は水を意識しないし、人は空気を意識しません。ほんとに大きくて大切なものは見落としがちになるんですよね。たまにはセコセコした日常を忘れてお外で空でも見上げてみましょー。

*1:大器晩成