(´・ω・`)ショボンヌの独白

ショボンヌ党員No.10 の独白

ショボンヌ老子:第79章(任契)

大きな恨みをある程度和らげられるとしても、いつまでも引きずってしまうものです。よくないですね (´・ω・`)ショボンヌ
なので聖人さんはお金や物を人に貸しても、追い込みかけたりしないんです。徳のある人は貸し与えることに重点を置き、徳のない人は取り立てることに重点を置きます。天の「道」は誰かをひいきするようなことはありませんが、いつも善なるものに味方します。
(蛇足)
はえこひいきしないけど善の味方っていうのは、矛盾してるように思えますが実はそーでもありません。
天でも神様でも宇宙でも自然でも何と呼んでもいいんですが、この世の法則というのは「公正」であって、それがゆえに「平等」ではないってことです。高いものは低くしようとし、低いものは高くしようとするのが自然の法則。対象が何であれ「公正」にこの力が働きます。ところが対象の状態が高いところにあるか低いところにあるかによって力のベクトルが逆に向くため、個人の立場で見ると「不平等」ということになるわけですね。
この章の場合、貸し与えることを重視する人は低いところにいて、取立てを重視する人は高いところにいる。前者は天から高い方へのベクトルの力を与えられるので、人間の立場で言えば天が味方してると見えるわけです。